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補助金のあり方検討委員会 | 函館市

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Academic year: 2018

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(1)

第4回

函館市補助金のあり方検討委員会

会議録

1 日 時 平成24年9月4日(火) 18:00~19:30 2 場 所 函館市役所8階 第1会議室

3 出席委員 奥平委員長,淺木副委員長,髙地委員,佐藤委員,寺井委員

【会議概要】

開会前

○ 前回会議録の 確認

事務局 第4回補助金のあり方検討委員会開会前だが,第3回の会議録の確 認をさせていただきたい。

事前に配布している会議録に修正箇所等あるか。 特にないようなので,この形で公表させていただく。 事務局からは以上である。

1 開 会 2 前回要求した

資料について 説明

奥平委員長 それでは,第4回函館市補助金のあり方検討委員会を開催する。 本日の次第は,配布のとおり進めさせていただく。

まず,前回要求した資料について,事務局より説明願いたい。

(事務局より資料の説明)

○資料8 他都市の補助金等交付に関するガイドラインについて

奥平委員長 今の説明を受け,質問などあるか。

なければ,次に提言書案についてだが,事前に私と事務局とで,こ れまでの委員会の中で出された意見を元にしてたたき台を作成した。 これについて議論を進めたい。

(奥平委員長より提言書案の説明)

○函館市の補助金のあり方に関する提言書(案)

(2)

順に確認していくが,まず「はじめに」の部分について,意見等あ るか。

淺木委員 内容としては,ほぼこれで良いと思うが,函館市の財政状況などを 入れても良いのではないか。なぜこのような委員会が立ち上げられ, 議論が必要となったのか,全く触れられていない。そのような委員会 の目的をこの部分に入れてはどうか。

奥平委員長 確かに,財政状況等には触れていない。謳った方が説得力はあると 思うので,検討したい。

他に意見等あるか。

なければ,次に2ページの補助金の役割についてに進みたい。何か 意見等あるか。

私個人としては,下から3段目の,職員一人ひとりが以下の部分に ついては,他都市でも謳われていないが,函館市では踏み込んだ部分 だと思っている。決意表明という意味でもいいのではないかと考えて いるが,どうか。

淺木委員 補助金とはこういうものであるから,受ける側もこのような心構え で,といったように,補助金を受ける側の意識についても触れてはど うか。

奥平委員長 受け手側の意識についても加えたい。

次に,3ページの,統一したルールづくりのうち必要性の部分で, 具体的な手法としてヒアリング調書などを作成し,とあるが,この部 分について何か意見等あるか。

この部分については,私と事務局とで,他都市の事例にあるような, チェックシートを念頭において入れたものであるが,ヒアリング調書 という名称で良いかどうかという思いもある。それについてはどうか。

他都市ではチェックシートという形で運用しているようだが,これ をそのまま使うのではなく,函館市の状況に合わせた形に作り替えて, ということを考えている。

佐藤委員 このチェックシート,ヒアリング調書自体は,提言書に付随するも のか。

(3)

髙地委員 それであれば,はっきりと明記しなくても,調査書等という形で表 現してはどうか。

奥平委員長 その方向で検討させていただく。

次に(2)の有効性についてであるが,具体的な手法のところにあ る,第三者機関について,私たちそれぞれにイメージがあると思うが, 市としては具体的に何かイメージはあるのか。

財政課長 現時点での考えであるが,ここ2~3年で外部の事業仕分けや,内 部では特別職の事業仕分けを行ってきた。函館市全体で,1,800 ほどの事業があり,その中に当然補助金も含まれているが,今回,こ の補助金の部分を整理すると,この2~3年の間に,ほとんどの事業 について,1回はチェックが行われたという形になると考えている。 このため,来年度以降については,どういった形になるか分からない が,事業を評価する外部委員会を立ち上げて,その都度事業を評価す る,そういった仕組みを作りたいと考えている。

それは,全ての事業に関してということで,その第三者機関のチェ ック機能で,補助金の部分も評価していただくということを,現時点 では考えている。

従って,補助金だけに特化した第三者委員会ということではなく, 他の事業も含めて評価をしていただく形で,これまでの事業評価や事 業仕分けではなく,新たなシステムとしての第三者委員会を立ち上げ たいと考えている。

奥平委員長 それはもう,そのような形で進めるということか。

財政課長 最終的な機関決定が既にされているということではないが,現時点 では,そのような方向で進めたいと考えている。

奥平委員長 では,具体的な手法の中の記載を,補助金をチェックする,とせず, 補助金等をチェックする,という風にした方が良いのか。

財政課長 提言書上は,補助金に特化した形で構わない。

奥平委員長 現時点では,全ての事業を評価する第三者機関が立ち上げられ,そ こに補助金も委ねられると,そういう方向で考えているということで あるが,それについて何か意見等あるか。

(4)

あったので,話の流れ上この位置に入ってしまったのだとは思うが, 全体にかかるような位置にあった方が良いのではないか。

奥平委員長 確かに,色々なところにかかってくるものではある。どこに記載す るのが良いか,意見を伺いたい。もしかすると,一つ項目を作るべき かもしれない。

財政課長 現時点で,公益性を測るものさしがないということで,実は一番第 三者機関にチェックしていただきたいのは,公益性が本当にあるのか どうかというところ。後から出てくる,事業費の2分の1だとか,そ ういった部分はある程度事務的に処理できるが,事務方としては,こ の公益性という部分を測るために,やはり第三者機関が必要になって く る と い う 思 い が あ る 。 な の で , ど こ か に 入 れ る と す れ ば ,( 3 ) の 公平性・透明性の部分なのではという気はする。

髙地委員 公益性と公平性は違うものではないかと感じる。公益性を重視する のであれば,逆に一項目作った方が良いのではと思う。

奥平委員長 項目を一つ別にした方が分かりやすいかもしれない。そのような方 向で検討したい。

次に4ページの公平性・透明性についてだが,ここでは一つ,補助 割合2分の1というポイントがある。これについてはどう考えるか。

寺井委員 2分の1という基準がはっきりして良いのではないかと思う。

髙地委員 イベントなどにある,行政側で立ち上げている実行委員会をどうす るのか。全て,実行委員会でやっていきなさいとするのか,市の行事 として委託化していくのか,どちらが適当なのかという部分で,自分 の中でまだ整理し切れていない部分がある。

行政側が,市のイベントのために立ち上げた実行委員会と,純粋に 民間が立ち上げた実行委員会とでは性格がやはり異なると思うが,そ れらも全て同様に2分の1の補助としてしまうのが良いのかどうか, その部分が不安というか心配な部分である。

(5)

財政課長 確かに,他都市の事例を見ると,原則2分の1と,原則という言い 方をしている。私どもの方でも,もし2分の1というご提言をいただ いた場合に,これは結構重たい数字だと捉えている。

そこで,補助率の上限を,補助対象経費の2分の1とした場合に, ど う い っ た 補 助 金 が 見 直 し の 対 象 に な っ て く る の か を 一 度 お 示 し し て,それを見て最終的に判断していただければと考えるがいかがか。 具体的に資料として見えた方が,イメージしやすいのではないか。

髙地委員 2分の1が原則なら原則で良いが,事業仕分けなどでも,イベント 等の補助金の基準がないという点が一番疑問があった点であるため, その基準がはっきりしていないところで,では2分の1という基準が 良いのかどうかというところが疑問ではある。

原則は原則で,例外を認めるとなると,例外が増えていき,2分の 1という基準があるようでないものになってしまうので,ある程度縛 りはしっかりする必要があると思う。

あくまで2分の1だという言い方にするのか,原則という言い方に するのか,迷いがあるところ。

奥平委員長 この基準にすると,立ち行かなくなる事業も出てくると考えられる ため,この基準を定めるのは慎重にしなければと思うが,この部分に ついては,一度ペンディングとさせていただき,個々で考えていただ いた上で,次回改めて議論したいと思うがどうか。

髙地委員 他都市で,補助率2分の1として実際に取り組んでいるところもあ り,そのような自治体で実際に効果があったのか,状況はどうなのか といったことがもし把握できるのであれば参考にしたい。

財政課長 次回までに,他都市の状況も含め,資料を用意させていただく。

奥平委員長 次の部分も慎重に議論したいが,繰越金について,原則100万円 以上または10%以上の場合は,補助金を減額または廃止すべきであ るという部分について,意見等あるか。

髙地委員 繰越金というのは,本来の仕組みの中では発生しないことではない のか。

(6)

髙地委員 繰越金をある程度認めるという形にすると,実績に基づいて補助の 内容を見直すということがなされなくなる。翌年度もあるような事業 だと,またどうしても差額が出るため繰越金で調整してということに なるのではないか。差額が生じた場合,その分を差し引いて,これだ け補助金が必要ですというのが本来の補助金の考え方であると考える ので,繰越金を認める形が良いのかどうか,疑問である。

財政課長 100万円以上の補助金というのはほぼないと思われるが,総事業 費の10%の繰越金というのは,今現在も実際にある。以前の委員会 でも話が出たが,概ね10%を超えた場合には減額というのは,今現 在では内規でしかないため,あえて明文化した。

今,髙地委員から話があったように,補助金の申請の時点で繰越金 を差し引いた形で交付決定をするという手法も当然あるが,ここで想 定しているのは,一旦補助決定をした事業が,結果的に100万円以 上の繰越金を出してしまったという場合である。

ただ,繰越金が100万円,200万円と出るような交付決定は, 現実的にはないと考えている。

このような提言でなくても,繰越金のチェックということでの提言 でも良いとは思う。

奥平委員長 他都市の事例でも,繰越金が発生することが想定されていると取れ るような文言があるものもあるが,函館市としてはどうしていくのか。 函館市では,繰越金を認めるのか認めないのか。それとも,他都市の ように,ある程度は認めるという形にするのか。その部分について, 意見を伺いたい。

すぐにこの場で答えが出るような問題でもないので,この部分につ いても先ほどの点と合わせて,次回までに個々で考えていただき,改 めて議論したいと思う。

佐藤委員 このイベント補助要綱というのは。

(7)

奥平委員長 この部分については,文言を整理したいと思う。 他に意見等あるか。

淺木委員 項目の区分について,必要性のところでは事業の内容をきちんと把 握していないとあるが,これは透明性がないということではないか。 これを把握した上で,必要性や有効性を検討するという流れでは。公 平性と透明性が同じ括りになっているが,透明性はまた別なものでは ないか。この,公平性・透明性の部分で,公平性についてあまり触れ られていないのであれば,公平性はまた別の区分にしても良いのでは という気はする。

奥平委員長 項目については,一度区分をばらばらにした上で内容を精査し,公 益性を追加するという整理とし,次回の案に反映させたい。

続いて5ページ,補助事業者の自主性についてであるが,ここで問 題になってくるのは,原則3年という補助金の終期についてだと思う。 この部分について意見等あるか。

他都市の事例を見ても,3年もしくは5年という終期を定めており, 函館市ではどちらが適当かという部分,また,全部3年とするのか, 団体運営補助等では年限を変えるだとか,その決め方だと思う。

淺木委員 この部分については,この記載で良いのでは。3年ごとに一からチ ェックし直し,必要であれば継続するという意味で良いか。

奥平委員長 そうなる。

寺井委員 そもそもの話になるが,見直しは毎年度行われるものなのではない か。チェックを厳しくしていこうという話がある中で,毎年,どのよ うな団体にどのくらいの補助をするのかということの見直しは行うと いうことで良いか。

終期を定めるということは,5年や10年など,長期的に継続して いるものをどこかで一から見直さなければならないという話から来て いると思うが,そもそも,継続をすること自体を見直すという方向な ので,そこをどう表現するかが難しい。

奥平委員長 この,原則3年というのは,新規の補助金についてはこのまま原則 3年で問題ないと思うが,既存の補助金についてどう扱うかが難しい と思う。

(8)

られるのではないか。

佐藤委員 毎年度検証を行うのであれば,終期は必要ないということ。

寺井委員 そうなると思う。昨年度実績,もしくは現段階で,補助金を支出す るべきものなのかどうかということについては,本来毎年見直しをす るべきものだと思う。長期的に継続する場合に,3年や5年おきにゼ ロベースで見直し,再検討をするという意味で終期を盛り込んでおく のは良いと思うが,3年後までが補助期間というような決定に捉えら れるのは危険だと思う。

髙地委員 終期の設定がないと,なかなか廃止としづらいというのが,この部 分の発想だと思う。検討委員会などを立ち上げ,そこで毎年度はっき り と 廃 止 す る か ど う か 判 定 さ れ る も の で あ れ ば 必 要 な い の だ と 思 う が。寺井委員の言うとおり,新規の事業など,原則3年となると3年 間は補助を受けられると捉えられることはあるのではないかと思う。

奥平委員長 毎年度の見直しがあれば,この部分は必要ないということで良いか。

寺井委員 必要性の項目の部分で,まずしっかりと実態を把握するという部分 があって,それに対して費用対効果が出ているのかということを検査 をして,そこまでくれば自然と必要のないものは見直されるのだろう し,これまでよりはある程度毎年度の見直しは図られると思う。

ここに入れるとすれば,同じ事業,同じ団体,同じイベントに継続 をしていた場合,3年でも5年でも良いので一度ゼロベースで見直し を行うということであれば良いと思う。

奥平委員長 全部の事業に対して包括的にということではなく,既得権的に継続 しているものについては,どこかの時点でゼロベースで見直しをする, という表記にした方が良いということで良いか。何年以上続いたもの については,などの表現で。その方向で検討したい。

髙地委員 これまで,なかなか廃止のための理由付けが難しかったと思うが, これで初めて,見直すための理由を付けられる。その見直しの際には, 前段で出てきたチェックシートのようなものを使用して評価していく という形にすると,公平性も確保できると思う。

(9)

金の部分について,意見等あるか。現在の案には2項目挙げているが, もう一つ加えるとすれば,函館市独自の上乗せについては廃止すると いうものが必要かと思う。以前の議論で,函館市独自に上乗せをして いる部分があるということが問題になり,上乗せ部分については廃止 出来るとの話だったと思う。この部分については,他都市でも廃止し ている部分ということで,検討できると思うがどうか。現在の補助期 限が到来したら,そのまま打ち切るというように。

髙地委員 国等の要綱があって,そこで補助割合等が決まっている。財政に余 裕があれば上乗せも問題ないのだろうが,財政状況が苦しい中である。 きちんと法律等で定まった基準で補助金を支出する,定まったものが ないのであれば支出しないというスタンスがはっきりして良いのでは ないか。

奥平委員長 そのような形で,この部分も再検討したい。

続いて,(2)の条例・規則・要綱に基づく補助金の部分について, 意見等あるか。

特になければ,続いて(3)の団体運営補助金の部分について,意 見等あるか。繰越金については次回の検討課題となっているので,こ の部分の表現についても,次回検討したい。費用対効果の部分につい ては,先ほどあったように,公平性の部分に盛り込み,ここからは削 除するということにしたい。

他に意見等なければ,続いて(4)のまつり・イベント関係補助金 についてであるが,実績を検証し,見直すべきであるというはじめの 項目については,全体にかかるものであるため,ここからは削除する こととしたい。また,第三者委員会の設置の部分についても,既に前 段で出ているため,ここからは削除することとしたい。

次 に ,( 5 ) の 大 会 補 助 金 に つ い て で あ る が , 公 益 性 の 部 分 に つ い ては,特にこの項目だけで謳うものではないので,全体にかかる部分 に入れることとしたい。次の,全ての団体の補助するのではなく,本 当に必要なものに補助すべきであるという項目についてはどうか。謳 うまでもなく当たり前のことという感じも受けるが。

有効性の部分で大きな基準が出てきたため,この大会補助金という 項目自体を,まつり・イベント関係補助金の部分にまとめてしまって も良いのではと考えるがどうか。

(10)

奥平委員長 他都市では,大会補助金に対してどのような基準で,どの程度の大 会まで補助金を支出しているかということが分かれば,資料としてい ただきたい。

財政課長 可能な限りでお調べしたい。

奥平委員長 当校の学生が,全国大会に出場した際に,市から補助金をいただい た。ありがたかった反面,この補助金は必要なのだろうかとも感じた。 そのような事例もあるので,もしかしたら,他都市でも同じようなも のがあるのではと思う。出来る範囲で構わないので,資料の提出をお 願いする。

寺井委員 函館市の政策という面で,誘致のための支援的なものが別枠でない とすれば,この部分で支出せざるを得ないという実状もある。学術大 会など,本当に地域にとって有益な大会などに限定してしまえば,そ れ以外の,多くの人を市内に連れてきてくれたという部分についての 支援が今現在ないために,補助金を支出せざるを得ないという状況。 それは残したいという市の考え方も理解できる。

髙地委員 会場費だけ負担するという形にするなど,一定額の補助ではなく, 負担が明確になるような支出の方法もあると思う。

奥平委員長 どこまで支出をするのかという部分で,ある程度のガイドラインが 必要だという感じは受ける。

次に,8ページのおわりにの部分について,意見等あるか。

寺井委員 執行するに当たってはの部分で,補助金を申請し,受ける団体側に も,もう少し考えていただきたいという方向で記載出来ればと思う。

奥平委員長 表現について,再度精査したいと思う。

一通り,案全体について意見をいただいたが,全体を通じてさらに 意見等あるか。

(11)

かと思う。

奥平委員長 これについてはどのように考えているか。

財政課長 現段階ではっきりしたことは申し上げられないが,事業評価を行う 第三者委員会ということになると,当然そういった形が求められるこ とになるかと思う。ただいまの提案については,提言にどのような形 で盛り込めるかも含めて検討させていただきたい。

淺木委員 もう一点,補助金の受け手側,税金を使う側の説明責任というのが 非常に重要だと感じている。支出する市側の姿勢ももちろん重要だが, 受ける側も,もっと説明責任を果たしていくべきではないかと思う。 税金を使う側なのだから,もっと積極的に,意識をもって説明してい くということが大事なのではないか。

奥平委員長 補助金を受ける側も,説明責任をしっかりと果たすべきであるとい うことを,最後の部分に入れても良いかもしれない。我々委員の意見 として。その形で再度検討したい。

他に意見等あるか。

寺井委員 公平性・透明性の部分で,全ての団体に制度を周知すべきという記 載がある。一部の団体に補助され不公平になっていることから,とい うのは,そのような補助金があることを知らなかったから,補助を受 けられなかったという場合のことであると思うが,疑問がある。

周知すべきというのは,透明性との関係で実績報告書を公表するこ とと併せて,市ではこのような補助金があるという広報という点で良 いと思うが,こちらから,こういう補助ありますよという形で進めて いくのもどうかなという感じはする。

奥平委員長 補助制度が本当に不公平だと言い切れるかどうかというのはある。 制度があるということ自体は公表されているので,この部分は不要な のではないかと思う。この部分は削った形でまとめたい。誤解を招く ような表現は極力避けたいと思う。

(12)

で,もし,そのような市の方針などがあるのであれば,参考になるの ではと思う。

財政課長 今の話は,市の事業の選択についての話だと思うが,ここで謳って いる公益性というのは,事業の優先性という意味ではなく,その事業 自体にあるのかどうかということだと捉えていただければと思う。な ので,どちらが優先すべき補助金かということではなく,あくまでそ の事業,その補助金自体が,どれだけの公益性を持つのかということ を測るものさしを,という考えでいる。

淺木委員 何が公益なのかというのは非常に難しい部分であると思うので,何 か参考になるものがあれば。函館市では,このようなものは公益性が あると考えている,といったものが何かあるのであればお聞きしたい。

奥平委員長 補助金を出す側として,函館市が考える公益性とは何かというもの があれば,そこから議論がしやすいのだが。

財政課長 その部分をなかなか言えないので,今このような状況になってしま っている。その線引きがなかなか難しいというのが現状であるが,受 け止めさせていただき,次回までに何かお示し出来ればお示ししたい と思う。

髙地委員 公益性というのは,本当に判断が難しいと思う。やはり,個々の事 業ごとに判断していくしかないのではないかという気はする。

奥平委員長 一度,公益性について議論してみても良いのではないか。次回,公 益性とはどのようなものなのかを少しでも明らかに出来れば良いと思 う。

佐藤委員 この事業は公益性があるというけれども,どの辺りに公益性がある のかということを市民に問われた時に,何かこういう基準でこうなん だと説明出来るものをということか。

奥平委員長 なかなか難しいが,そういうことで考えてみたいと思う。難しいが, 重要な部分かもしれない。ここが曖昧なままだと,またどこかで問題 になると思う。

他に意見等あるか。事務局から追加等あるか。

(13)

淺木委員 以前の委員会で,補助金の一律削減を行ったという話があったが, そのような削減の仕方をする可能性というのはどうなのか。財政的に 非常事態に陥ったら,そのようなことも行うということは加える必要 はないか。

髙地委員 そのような場合には,はっきり言って公益性などは度外視して取り 組まなければならなくなるので,今は触れなくても良いのでは。

奥平委員長 そのような状況に陥らないために,チェック等を行っていくという ことで。

他になければ,今回出された意見等を元に,再度私と事務局とで第 2案を作成したいと思う。事務局には,今回要求のあった資料につい て,次回までに準備をお願いする。

3 閉会 第4回の委員会はこれで終了したい。お疲れさまでした。 奥平委員長 事務局から何かあるか。

事務局 本日の会議録については,後日,各委員に確認の上,ホームページ で公表する。

また,第5回の委員会を9月中に開催したいと考えているが,事務 局で改めて日程を調整の上,各委員にお知らせしたい。

参照

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【細見委員長】 はい。. 【大塚委員】

【外部有識者】 宇田 左近 調達委員会委員長 仲田 裕一 調達委員会委員 後藤 治 調達委員会委員.

○菊地会長 では、そのほか 、委員の皆様から 御意見等ありまし たらお願いいたし

○杉田委員長 ありがとうございました。.

二月八日に運営委員会と人権小委員会の会合にかけられたが︑両者の間に基本的な見解の対立がある

○事業者 はい。. ○奥委員

【大塚委員長】 ありがとうございます。.